令和6年6月18日(火) 明日の登校に繋がりますように。。。
「キターーーーー10だぁーーーー」「おしいぃぃ」」「えええええっ」「まじーーー」と教室で響く子ども達の声。
中間テストが終了した2学年では、ちょっとした隙間時間を利用して、学年全体でBINGOゲームを実施。その方法がICT機器を有効活用した手法でした。
その手法は、2学年職員室よりBINGOゲームを配信し、各学級(7クラス)の電子黒板に繋ぎ、ゲームの経過はGoogleのMeet機能(リモートでの通話)で行うという離れ業でした。
しかし、ゲーム配信している山内教諭には試練の時だったようで・・・・・ゲーム配信直前でBINGOゲームの効果音がでないことに気づき、慌てて自分のスマホからSNSを通じてBINGOの効果音を流し。。。さらに、チャットを通じてアナログ的に効果音を流しているという、まさしく離れた技。。。その姿は、「PCメールが届くと、逃げられず働かされている社員」のようでした。
以前は手紙・はがきで通知され、業務の流れに時間差があったのに、FAXの登場で伝達手段が早くなると、自然と人の動きが早くなり、今は直ぐに届くメールに働かされていないでしょうか? 裏を返せば、自分の働き(業務)は、メールに縛られてしまっている状態ではないでしょうか。これからの子どもたちは、どんな時代を迎えるのでしょうか。。。逞しく育ってほしいものです。
さて、山内教諭の悪戦苦闘の姿は想像できない子ども達。。。ゲーム中盤には「リーチ」「俺もリーチ」と叫ぶ声!! その声はチャット機能を介せずとも隣の学級にまで響いておりました。人間って、どんなにデジタル化が進んでも、感情をデジタル化することはできないんですね。。。
ところで、BINGOゲームの景品は約30名分用意されていたのですが、景品の中身はぬいぐるみやシャボン玉、文房具等と愛嬌があって納得ですが、「乾麺」「めんつゆ」「ポーク缶詰」「ティッシュ」「ふりかけ」「かき氷シロップ」「プリ○ュ○レトルトカレー」ときたら、保護者が喜ぶこと間違いなしの景品のオンパレードでした。。。きっと女性職員の仕業だったのでしょうね。。。
この温かみ溢れるユーモラスな学年行事で、「少しでも学校に行きたい」「学校に行って良かった」「明日も頑張ろう」「次の行事が楽しみ」という気持ちに繋がってくれたら本望です。
そう言えば、景品受取り場所に、31番目の景品として「高良教諭」も椅子に座って待機していたのですが。。。。
誰が、ゲットしたのでしょうか。。。。そこは不明です。。。。
学校長 新垣 和哉