学校現場で、、、、今も昔も変わらないもの。。。。に身体測定があります。。。その中に、昭和世代には、「座高」という検査もありました。。。ね。何が目的なのかは、私も知らないのですが、当時は、足が長いだの短いだの。。。結構気になる検査でした。でも、今の子どもたちは知るよしもありません。

　さて、本校の身体測定は、男子は体育館に集合し、一斉に検査を行うのですが、子ども達は身長や体重をはかり、自分の成長を実感しつつも、それ以上に、周りの友達とのユンタクに盛り上がっておりました。そんな状況の中、2年生担当の生徒支援係の山内教諭。。。が一人の男生徒と相談している様子。近寄って、少しだけ聞き耳立てていると「部活動を頑張っている」ことを認めつつ、更なる成長に期待を込めて、心の成長を促している様子でした。
身体測定中にも、子ども達の心の成長を見守っている山内先生の心意気が嬉しい一幕でした。。。

　さて、1校時の身体検査も終了した後、３校時の授業終了間際に、駐車場に保護者の方が一人ぽつんと、お子さんを待っている様子でした。話しかけると「１時間でもいいから。。。学校で頑張ってほしい」という思いで、お子さんを待っているとのこと。程なくして、その子は現れ、保護者と帰宅へ向かおうとする時に。。。私から「またね」と声を掛けると、その子は私の挨拶に応え、「来週ね」とささやきました。
保護者の方は、少し驚いた様子で、私に「（子が）来週ね。。。と言ってくれた」と、その言葉を嬉しそうにかみしめていました。

　人は、決して一人では成長できません。誰かに支えられ、応援され、競い合い、少しずつ成長するものです。そのスピードはそれぞれです。身長の１ｃｍも時間がかかるように、心の成長にも時間がかかるものです。これからも、あげな中の先生方と共に、子ども達の成長を見守っていきたいものです。

　最後に、もう一つ、成長著しい島バナナが、特別支援学級の子たちが運営する畑から収穫されました。子ども達から、愛情いっぱい注がれた島バナナは、木が折れるほど成長し、

重さは、なんと22キロ！！　　

　人も植物も、愛情もって接すると、ほんと成長するものですね。「素敵な週末を！！」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校長　新垣和哉