令和6年5月30日(木) 心一つに、みんなで・・・
「さ、次いくよ」「ピイーーーー」ベルの音が運動場に響く午前中の時間帯。今、運動場では梅雨のわずかな晴れ間をぬって、サッカーの授業が行われています。時代の流れで、中学校でも体育は男女共習が取り入られつつあります。体力に格差のある男女間を上手に埋めるのが、体育教諭の見せ所ですが、その為には、子ども達の心も一つにまとめる必要があり、かなり大変な状況です。でも、それ以上に大変なことが。。。
体育教諭は、常に運動場に立ち続け、雨が降れば、体育館や武道場の軒下で、ドリブルの練習をするなど、天候との戦いでもあります。ちなみに、「さ、次行くよ」の声は、男性の体育教諭をイメージしましたか??? いつも、小さな身体で、パワフルな中学生相手に、声を張り上げているのは、女性の体育教諭(大田教諭)です。いつも、子ども達と向き合って、授業を盛り上げてくれる頼もしい存在です。人間の固定観念って、怖いですよね。。。文章だけで、心一つは、ちょっと無理がありますね。。。
さて、いよいよ、6月に入ると、中頭地区中体連が一気に開催されます。本校のスクリレ等で周知済みではありますが、子ども達には、万全の状態で望んでほしいと願うばかりです。
そんな思いは、教師だけでなく、保護者も一緒で、本校のPTAが企画した応援企画。。。
本校には、学校部活動に関わる子以外に「学校外で習い事やクラブ活動に取り組む子」「自分のやりたいことに集中する子」「将来を見据えて準備する子」「何かしたいけど、まだ自分の目標が探せない子」「本当はしたいことがあるけど、まだ、踏み出せない子」など、みんな、それぞれの立ち位置で、頑張っている子がいっぱいいます。
今回の中体連応援企画は、すべての子ども達を「喜ばせたい」「応援する気持ちも大切にしたい」という温かい応援メッセージも含まれていると感じております。。。。保護者の皆さまの気持ちを、PTAが代弁する素敵な企画となったのではないでしょうか。
本当にありがとうございました。教職員・子ども達を代表して、心より感謝申し上げます。
ちなみに、この応援企画が、先日の選手激励会(リモート実施)で発表された時、1年生の子ども達は、教室で大喜びだったそうです。
「いいこと いっぱい あげな中」は、保護者に支えられていると感じた一幕でした。
学校長 新垣 和哉