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令和6年5月24日(金)グラデーション

 去った、5月18日(土)に土曜授業参観が行われました。
 1年生の担任や教科を受け持つ先生方いわく・・・
「こんなお利口さんだったとは。。。」「今日は、ウルサクなかった」とか、、、普段の顔とは少し違う、よそ行きのとても立派な姿(授業風景)を披露していたようです。

 確かに、本日の2校時の1年生の調理実習(ひらやーちー)や美術のグラデーションの授業風景は。。。
 ○家庭科(仲程教諭)の授業で、調理実習について、私から男子生徒に質問してみると
「ひらやーちー上手に料理できたかい」「とっても美味しかった」と多少話はかみ合わず。
「もう、給食は入らないね」「大丈夫です。問題ありません」と即答。

 ○美術(吉里教諭)の授業での、吉里先生と男子生徒のやりとりを見学していると
 「黄色とピンク色の間に緑色を使う」を選択した男子生徒。

※このパターンは色合いが暗くなる



 「ピンク色と緑色の間に黄色を使う」と上手くいくことをやってみせた吉里先生。

※このパターンは色合いが明るくなる

 その他の1年生の授業も、先生によってたかっては、納得いかないことを質問し、自分で判断すれば良いことも「いちいち」確認をとったり、小さなトラブルを「ちくいち」報告したりと。。。「先生」って叫んでは、かまってもらえるようにアピールしまくりの子ども達は、先生の働き方改革など何処吹く風で、いつも授業を最大限に楽しんでおります。

 でも、みんな、とっても、素直というか。。。純粋というか。。。

 授業をのぞくと「あっ校長先生だ!!」と授業そっちのけで、「こんにちは」と挨拶優先の子どもたち。。。気持ちがとても温かくて、「いいことが、いっぱい溢れているな」って。。。
 先生方の日々の学級経営や子ども主体の柔軟な授業スタイルは、子ども達がのびのびしており、授業が楽しそうな表情に。。。。こちらまで元気になれる授業参観であります。

 「グラデーションは、同じ素材でも、掛け合わせ方で、暗くもなれば、明るくもなる」
 同じ学級、同じ学年、同じ学校の子ども達。。。あげな中学校の先生方の掛け合わせ方で、明るく元気な子ども達を育んでいきたいと感じた一日でもありました。

 週末は、晴れますように。。。。

                         学校長 新垣 和哉