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令和6年4月23日(火) 「トイレの神様」は何処にいるのかな?

 4月22日(月)の午後4時頃。。。。生徒がほとんどいない校舎の中、おしゃべりの声とシャーッと流れる水の音。。。それも、1階から3階まですべてのトイレから。。。先生方の気合いと悲鳴にも似た楽しそうな声が聞こえてきます。

 2階トイレでは、スマホと大型スピーカーを繋ぎ、軽快な曲をかけ、男女職員がともにトイレ掃除を楽しんでいる様子が見られ、3階トイレではスマホから「トイレの神様」という曲をかけ、便器磨きに乗じて、自分磨きに熱中している職員も。。。。

 この日の子どもたちは午後の授業はなく、給食・清掃終了後、帰宅となっておりました。先生方は生徒を帰宅させた後、去った4月18日(木)に実施された全国学力調査(3年生のみ、国語・数学を実施)の採点と入力業務を行っていたのです。が・・・
 あげな中のような大規模校には国語科・数学科(理科含む)の先生方が多数おり、その強みを生かした採点業務を行い、当日はかなりスムーズに業務を終えることができたのです。

 当初から、それを見込んでいた先生方は、時間を生み出し、職員誰もが以前から気になっていたあげな中のトイレに、「トイレの神様」を呼び込むべく、トイレ大清掃を企画し一気に取り組んだのでした。しかし、あげな中のトイレは、昭和感漂う、レトロなトイレ(未だ和式も健在)であるがゆえ、扉もガタついていたり、鍵が不安定だったり、壁がホコリまみれだったり、便器や手洗い場は輝きを失っていたり、掲示物はヨレヨレだったりと。。。。やることいっぱいのトイレ大掃除となりました!!
 それでも、先生方は「トイレの神様」を呼び込むべく、靴下脱いで、袖まくり上げ、あらゆるトイレ清掃道具を駆使して、見違えるほど・・・・とはいきませんが、明らかに「明るくなり、便器や手洗い場も輝きを取り戻したトイレ」に変貌させてくれました。

 「大人が見本・手本になる」 言葉では簡単なことでも実際は難しかったりします。ましてや、子ども達は先生方のその姿を見ていない。この状況で、あげな中がどのように変貌していくのか、とても興味深いのところだったのですが、でも、もうすでに、小さな大活躍が。。。。たまたまそこに出くわした女子生徒の数名が3階女子トイレの清掃に手を貸していたのです。

 「トイレの神様」は何処にいるのかな? もしかしたら、先生方や女子生徒のトイレ清掃の様子に、もうすでに、舞い降りてきているかもしれませんね。
 これからも「トイレの神様」が居心地いい「あげな中のトイレ」でありますように。

                         学校長 新垣 和哉