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令和6年4月17日(水) 素早い対処

 大きな黒のラインが、1階給食室から2階図書館付近まで。。。

 古い校舎ながら、これまでの卒業生達が維持してきた校舎。。。。もちろん、あちらこちら故障と傷だらけの校舎。。。それでも、みんなが過ごす大切な校舎。。。

 一本の黒いラインは、途切れては、現れ、途切れては、現れで、同じ高さで白い壁にその後を残していました。。。

 素通りすれば、前からあったかのような、一本の黒いライン。古い校舎に紛れて見過ごしそうでしたが、生徒支援主任(以前は、生徒指導主任と言われてました。。)の又吉教諭と美術の吉里教諭が、すぐさまこの状況を感じ取り、昼休み中に校舎内を落書き落としに奮闘してくれました。

 その奮闘ぶりに、「どうしたんですか?」「何しているの?」「落書き?」と寄ってくる子ども達の姿。子どもたちに囲まれた又吉教諭は、ユーモラスに落書きを落とし、素早く対処してくれました。なかには、「手伝いますか?」と声をかけてくる子まで現れ。。。いい学校だなって感じた一幕でした。

 ご存知の通り、落書きは、時にアートにもなりますが、公共の場においては、迷惑行為にもなります。そして、時に落書きは、周囲に伝染し生活環境を悪化させることもあります。

 先生方の素早い対処には、その意図が込められています。
でも、それ以上に、子ども達の温かい言葉に、「いいこと いっぱい あげな中」のこれからに、期待と希望が持てる嬉しい一日となりました。

 
                          学校長 新垣和哉

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