令和6年5月28日(火) 挑む
本日、当初予定していた体育館での中頭地区中体連総体の選手激励会(先行開催は報告)を変更して、リモートで実施しました。
少なからず、学級や職員に体調不良者が確認されており、体育館での密集を避け、感染防止の観点からの判断でした。
職員の動きは早かったです。27日(月)の3校時に検討に入り → 給食終了後に企画委員や生徒会顧問、情報担当、生徒支援部、部活動担当が集合し様々な意見が。。。。
「ユニフォーム姿を見せたい」「みんなの前に出してあげたい」「各部の大会への意気込みを伝えたい」「でも感染症は避けたい」「体育館からのリモートにWi-Fiは対応できるのか?」「キャプテンの姿だけは是非・・・」「写真撮影は?」「先生方からのサプライズは?」
それぞれの立場から、積極的かつ建設的な意見が溢れてました。
時に、校長は判断を迷います。その時、頼りになるのが先生方の意見です。
今回は、キャプテンの挨拶を中心とした多目的教室からのリモートではありましたが、突発的な事態へ怯(ひる)むことなく挑(いど)むことができ、子どもたちを最優先に考えた適切な判断だったと感じております。
「挑む」。。。実は、今回、各部のキャプテンには、数週間前から選手激励会での挨拶は「自分の言葉」で話すように指示が出されておりました。野球部、男子サッカー部、女子バスケ部、女子バレー部や女子ソフト部、テニス部等は、一切、原稿も見ずユーモアも交えて意気込みを語り、他のキャプテン達も詰まりながらも最後まで自分の言葉で思いを伝え、本当に立派だったと思います。。。。中には、選手激励会の直前に、「校長先生、まだ、準備ができていません」「でも頑張る」と素直に自分の気持ちを伝えた男子バスケ部のキャプテン。。。。挨拶も逃げずに挑んだ姿が見られ、とてもカッコよかったです。。。。
「教師として、どんな子どもを育てたいか?」
以前の職員会議で、自らの言葉で話す大切さを共通確認したところです。今日は、その思いをキャプテン達が体現してくれました。
28日(火)の雨の放課後、リモートでの選手激励会中に密かに生徒玄関に飾られた「各部活動の戦力分析」。。。。高良教諭の一言で始まった!!職員が挑んだサプライズ企画。。。顧問からの嬉しい言葉が、部員の子ども達の気持ちを高めていることでしょうね。
「挑む」すべての子がこれからの人生で避けては通れない言葉。それを家庭で支える保護者の皆さま、子ども達の体調管理宜しくお願い致します。
学校長 新垣 和哉