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令和6年7月19日(金)  責任

 明日より、長期休暇の夏休みに突入します。。。

 夏休みを迎えると、保護者の皆さまの悩みは沸騰します。先ず、子ども達のお昼ご飯はどうするか???? 日々の生活リズムは維持できるのか??? そして、子ども達の宿題の心配が付きまとい・・・「いつまで遊んでいるの!!」「また、スマホしている!!」等々、悩み多き夏休みを迎えることと思います。。。

 さて、保護者には負担感満載の夏休みですが、学校としても心配の種は多数あります。例えば、SNSによる性被害や薬物との接触、深夜徘徊等による喫煙・飲酒・不良行為、川や海での危険行為による水難事故等、日々、学校では注意を重ね見守っていることが、夏休みは目が行き届かず、最も事件・事故に巻き込まれやすい時期と認識しております。
 本日の一学期終業式においても強く注意喚起を行いましたが、今一度、保護者の皆さまからも、お子さまと向き合って、夏休みの過ごし方について、お話しして頂ければ助かります。
 保護者の愛情を含んだ言葉は、学校の指導より遙かに効果的です。是非とも宜しくお願い致します。

 ところで、夏休み前の三者面談はいかがだったでしょうか?。。。。先生方は、お子さまをどのように評価していたのでしょうか。もし、気になる点や確認したい点、または相談等があれば、事前に連絡頂けると学校側も個別に調整し対応して参ります。

 さて、今回の三者面談での保護者による学校評価を集計させて頂きました。7月19日(金)の14時までに371世帯(兄弟姉妹で1世帯)の保護者から回答を頂きました。その中から、自由記述によるコメントとして48件のご意見やご感想を頂きました。
 先ず、校舎関連が11件で「校舎が古い」「トイレが不衛生」「トイレの破損が多い」「危険箇所がある」等、古い校舎への改善要求がほとんどでした。
 次に、生徒関連が6件で「挨拶ができていない」「授業中ウルサイ」「傘・上履きの盗難」「喫煙」「いじめ」等、生徒の学校生活等に関する忠告が複数あり、それが要因で登校に影響した生徒がいることも保護者のコメントで確認することができました。
 また、紙文書やスクリレの連絡方法の改善、授業の進め方への意見、家庭学習や宿題の量について、通学方法への意見、異年齢交流の促進、部活動等への提言もあり、すべてのコメントについて、全職員で共有し生徒の実態に応じて改善に努めて参ります。
 さらに、教師関連が5件で「圧のかかる発言」「やる気を無くす発言」「注意ができない」「言葉遣い」「生徒への接し方に差がある」等への忠告も受けており、今一度、私達教師も足元を見直す必要があると痛感しております。ご忠告に心より感謝申し上げます。
 最後に、子供が不登校で悩んでいる保護者より「(一部要約)以前は先生も積極的に関わってくれたので行きたい気持ちもあったが、今年度は先生方の対応が悪い」との意見がありました。今以上に、不登校生徒の実態把握と保護者との連携を図り、改善策を講じる必要があると猛省しております。
 
 すべての保護者の皆さまのご意見を拾えていない部分がございますが、夏休み期間中も保護者との連携を維持しつつ、2学期からの連携強化が体現できるように、職員一同、真摯に取り組んで参りますので、今後とも本校の学校教育活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
                         学校長 新垣 和哉

追伸
 自由記述コメントでは、学校や先生方に対し、非常に多くの「感謝の言葉」も頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
 実は、今週は、イジメや暴力行為等への保護者相談会も実施され、先生方も夜遅くまで個々の対応に尽力しておりました。そんな中、ある保護者より「あの子も困っている」と他者を重んじる言葉に救われました。
 学校が保護者に支えられていることに、改めて感謝の意を申し上げます。ありがとうございました。