令和6年11月19日(火) 予想問題
「デビューするなら、高校生になってからにして!!」
「でも、高校生とは言え、多数の人がいる前で、いちゃつくのはどうかと思う…」
「あまりにも、いちゃつくから、(私は)正面に座っていたけど・・・動かなかった」と力説する教諭。。。さすがに、教員だけあって、話が上手で、聴く者を魅了する話術と豊かな表情と息をのむ間合いは、大したもの。。。
期末テスト直前の大切な授業の前にも関わらず、その学級は、先生の余談に、盛り上がり授業開始に一時的ではありますが、遅れが生じておりました(^_^;)
保護者の皆さまも経験があると思いますが、先生方の授業前の余談に引き込まれたことはありませんか。。。そのテクニックは、教師に限らず、職場での挨拶や商品のプレゼン、商談などでの会話と一緒で、余談は聴く者を引きつける手段でもあります。
生徒相手であれば、なおさら、「あら、いつの間にか授業内容に移っている」が理想的なスタイルであり、教師の腕の見せ所でもあります。
さて、もうすぐ始まる期末テスト、今回も生徒玄関モニターに各学級の学習委員からの挑戦状が出ています。よーーーーく観察してみると、数学で共通の挑戦状(問題)が出ているのです。。。(モニターの予想問題は、子ども達のタブレット端末にも配信され、テスト勉強にも活用できるという裏技を、情報担当の永松教諭が仕組んでいます。)
きっと、問題を作成した学習委員の子ども達は、きちんと数学の授業で先生の声を拾っていたことが伺えます。
主観も含みますが、勉強効率の良い子の特徴は、先生方の声を拾い、テスト作成の癖(クセ)を読み、ノートを自分で見返す資料として作成している傾向があります。
少々、ズルい勉強法の気がしますが、社会人となり、資格試験や昇任試験を受けるとなると如何に効率的に学ぶかが問われてきます。
これからの時代を担う子どもたちは、データや資料はタブレット端末やスマホを駆使してインターネット、AIから情報を検索・収集し、如何に効率的に学び、課題を解決するために分析、戦略をたてる事が求められてきます。
だからこそ、知識に偏らず、学びに向かう力が必要なのではないでしょうか。保護者の皆さまが実感しているように、社会に出ても、やはり学び続けなければなりません。。。。よね。。。。学びに向かう力は、きっと、人生の選択肢の幅を広げてくれます。。。
さ、もうすぐ期末テスト。。。学習委員の予想問題が的中しますように。。。
学校長 新垣 和哉