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令和6年10月16日(水) 決戦は金曜日!!

 「あっちむいたり・・・」「こっちむいたり・・・」と合唱に集中できない1年男子。。。
 1年女子は精神年齢が高いのか、音に対して敏感なのか、聴く力に優れているのか、合唱への動きは非常にいいので、各学級の男子生徒の集中力が勝負のポイントですね。ちなみに、1年男子は変声期を控えている子もいて、女子生徒のパートを担う男子生徒がいるなど、楽しみ満載です。と言うことは、如何に男女が合唱に集中して大きな歌声を披露できるかが、1学年の勝負の分かれ目になるかもしれません。。。ね
 
 また、2学年になると、男子生徒の声も揃いだし、合唱への気持ちも高まってきます。。。
 女子生徒のソプラノ・アルトの出来映えと、男子生徒の声量が大きいのは当然として、如何に「統制がとれている」かが、勝負のポイントになると思われます。
 合唱の醍醐味に触れるのも2年生の頃です。不思議と3年生のリハーサルを見学した直後から声量も安定し、如何に「ハモる」「音を外さない」かにレベルアップしていきます。さらに「耳で音を拾うチカラ」を身に付け、バランス取りも上手になっていくのです。
 勝負の分かれ目は、声量の大きさは当然として、男女のバランスが2学年の勝負の分かれ目になることでしょう。。。
 
 そして、3学年。。。。あげな中は、私が教諭時代から男子生徒の声量が大きく、男声パートとしての響きも抜群でした。当時も他校からも評価されるぐらい、あげな中の校内合唱のレベルの高さは評判でした。。。弱点は、女子生徒の声量が、男子生徒の声量に負けてバランスを崩してしまうパターンもあり、3年生はバランス取りが非常に難しくなります。
 今年度の3学年の仕上がりについて音楽教諭(大城・永松)いわく「各学級。。。甲乙付けがたいぐらい良い出来映え」と高く評価していました。

 この時期になると、3学年の学級担任(他学年の担任も同様ですが、、、、)も校内合唱コンクールに向けて、昼の休憩時間や放課後を利用し、時に校長先生に気づかれないように「自分の教科の時間を有効活用して、合唱練習時間に充てる」献身的な取り組みを遂行し、さらに「歌詞の心情を読み解いて気持ちの統一を図る」「合唱練習を映像で分析して、音のバランスや姿勢を整える」など、子ども達と一体となって合唱練習を楽しむ姿が溢れています。。。もう、ここまで来たら、うるま市教育委員会でも止められません。。。
 
 3学年の勝負の分かれ目は、一人でも多くの生徒が舞台に上がり、「みんなの歌声を1つに」出来た学級が金賞!! そして学校代表を掴む可能性が高いですね。。。
 
 校内合唱コンクールは、決して目には映らない「音」や「歌声」を、学級の子ども達で共感できる素敵な取り組みです。簡単そうで、難しく。。。個々の努力と周囲への気遣いが問われ、「わんが!! わんが!!」(ウチナーグチで「自分が、自分が」)は決して通用しないのです。

 ただ今、16日(水)の6校時・・・校内合唱コンクールの事前指導が終了。。。と同時に、各学級から歌声が響いています。。。

 さあ、決戦は金曜日!! 素敵な合唱で、子ども達の学級の絆が深まりますように。。。
 

                          学校長 新垣和哉

3年生の美術の作品がポスターに!